種類があります。目に見える光は「可視光線」のみで、「赤外線」「紫外線」は目で見ることができません。・紫外線は太陽光の一部ですが目で見ることはできず、大部分が建物や衣服で遮断されます。・季節や時刻、場所などによって紫外線の強さは変化します。季節では6月から8月、時刻では正午頃が最も強くなります。また、山など標高の高い場所や空気の澄んでいる場所は、紫外線を遮るチリや埃が少ないため、紫外線量は多くなります。・紫外線は地面に反射します。特に雪や砂、海などは紫外線を強く反射するので日焼けしやすくなります。・弱い紫外線でも長時間浴び続ければ、強い紫外線を短時間浴びたことと同じです。・紫外線を浴びることによって、体内でビタミンDが生成されます。ビタミンDはカルシウムの吸収を助け骨を・紫外線は、細菌、カビ類などの病原菌に対し、殺菌・消毒作用があります。布団、洗濯物を天日干しにして消るというメリットがあります。昔は「太陽の光を浴びて日焼けした体は健康に良い」といわれてきました。しかし最近では、紫外線が及ぼす悪影響が日本でも一般的に知られるようになり、夏や晴れた日は、日焼け止めを塗ったり、日傘をさしたりと、紫外線対策(UVカット)をする人が多くなりました。紫外線は、シワ、シミ、肌のトラブルなど美容の観点で語られることが多いですが、健康にも影響を及ぼし、皮膚がん、紫外線アレルギーなどの皮膚の病気、そして白内障、翼状片などの「目の病気」をひき起こすと考えられています。紫外線とは、太陽の光に含まれている電磁波の一種です。太陽は様々な光を発していますが、大きく分けて、波長の長い順から「赤外線」「可視光線」「紫外線」の3紫外線には様々なメリットもあります。丈夫にします。毒、医療現場での紫外線治療など、様々な場所に利用されています。他にも晴れた日に外に出ると気持ちが良い、日焼けした肌は健康的に見えるなど、精神的に良い影響を与え77紫外線について紫外線の特徴紫外線のメリット目の病気と紫外線
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