汗をかきやすい夏だからこそ入念な『マツエクの前処理』を!~特徴別おすすめ商品のご紹介~
2024年7月26日
夏の訪れと共に、まつげエクステの持ちが悪くなると感じる方も多いのではないでしょうか。
暑い季節には汗や皮脂の分泌が増えるため、まつげやその周囲が清潔に保たれていないと、まつげエクステの持続力が低下しやすくなります。
そのため、夏場におけるまつげエクステの装着前処理が一層重要となります。
今回のブログでは、まつげエクステの前処理の重要性とその具体的な手順について詳しく解説します。
また、効果的な前処理を行うためのおすすめ「前処理関連ツール」もご紹介します。
夏場でもまつげエクステの持続性を最大限に引き出し、お客様に満足していただける施術方法の参考として是非ご覧ください!
目次
まつげエクステ施術における前処理の目的・役割
前処理の目的は「まつげに付着した油分や脂質などの汚れを落とすこと」です。
まつげエクステを装着する際、「前処理」をせずにそのまま装着すると、汚れ(メイク残りや油分・脂質)がグルーの接着強度を弱め、持続期間が短縮されてしまいます。
また、まつげに付着した汚れが細菌感染の原因になることがありますので、脂質処理(バクテリア処理を兼ねる)を施すことが重要です。
知ってますか?「ニキビダニ」について
ヒトの皮膚には「ニキビダニ」が生息しています。
このニキビダニを完全に退治することは不可能です。
対策としては「清潔」「増やさないこと」
ニキビダニは皮脂を好むため、不衛生な目元状態だと、まつげ根部に入り込み増殖してしまいます。
そこで重要となってくるのが「クレンジング」です。
前処理だけではなく、アフターケアとして「アイラッシュクレンジング」や「アイラッシュシャンプー」等を正しく使用したクリーンアップが大切ということを、施術者からお客様に提案することが重要であり、他店との差別化にもつながります。
松風アイラッシュシャンプー【エクステ/ラッシュリフト用洗顔リッチフォーム】は、もちもち高弾力の泡が「エクステ装着箇所」まで届き、メイクや皮脂汚れをしっかりオフ!生えてくるまつげもキレイに保つことができるのでオススメです!
松風アイラッシュシャンプー【エクステ/ラッシュリフト用洗顔リッチフォーム】
まつげエクステ施術における前処理のコツと注意点
- 綿棒またはファイバーブラシをまつげの下側に添える
- もう1本の綿棒またはファーバーブラシに前処理剤を含ませる
- 2本でまつげを挟み、上からしごくように根元から毛先に向かって付着した汚れを丁寧にふき取っていく
- 仕上げにエアブロアなどで風をあて、しっかりと乾燥させる
※「メイクをされている」「UVクリーム(日焼け止め)を塗られている」「メイク残りがある」場合は、前処理の前に「クレンジング」を施しまつげの汚れ・油分をしっかりと除去します。
※注意点:ノーメイクでご来店されたお客様でも「UVクリーム(日焼け止め)」を塗られている方もいらっしゃいます。
「UVクリーム(日焼け止め)」には、油分が多く含まれている製品もあるため、お顔全体に「UVクリーム(日焼け止め)」を塗られているお客様には、クレンジングでしっかり油分除去することが必要です。
施術前のカウンセリングの際にご確認いただく事で、最適な前処理方法を提案できます。
これにより、施術の効果を最大限に引き出し、お客様にご満足いただける仕上がりを提供することが可能となります。
クレンジングの後に「松風アイラッシュシャンプー」を合わせてお使いいただく事で、さらにまつげの根元に残りがちなメイクや皮脂汚れを細かい泡でしっかりと落とすことができるのでより効果的です◎
マツエク前処理関連ツール~特徴別おすすめ商品のご紹介~
顧客ごとに使い分ける2つの前処理剤
まつげ用脂質落とし■装着前処理化粧水(まつげに優しい弱酸性) 200ml
まつ毛を傷めず、敏感なお肌のことを考えた人気商品です。
【前処理化粧水(毛、肌にやさしい弱酸性・国産化粧品製造販売届(旧:化粧品登録)済)】
まつげ用脂質落とし■装着前処理化粧水(まつげに優しい弱酸性) 200ml
【前処理機能水】敏感肌用装着前処理ローション(パラベン・エタノール・界面活性剤不使用) 200ml
敏感肌の方にもご使用いただける低刺激前処理剤として開発された本品は、まつげを傷めずに、まつげの表面に付着した皮脂汚れだけを取ることを目的として、まつげに優しい厳選した成分だけで構成しました。
敏感肌用でありながらph値は実測11.7のアルカリ性で、まつげエクステの初期接着性・持続性の向上が期待できます。
ラッシュリフト施術の前処理にも◎
【前処理機能水】敏感肌用装着前処理ローション(パラベン・エタノール・界面活性剤不使用) 200ml
オイルフリー松風クレンジングジェル【アロエベラ】
前処理剤で落としきれないメイク汚れやオイリースキンの方などには「クレンジング」でしっかりとオフした後に「前処理剤」を使用します。
前処理の後はしっかりとブロアで乾かします。
<特徴>
アイラッシュクレンジングジェルは、まつげエクステに特化したクレンジング剤で、まつげに負担をかけずにしっかりとメイクを落とします。
オイルフリーのメイク落としで、お肌に必要な脂等を洗いすぎず、化粧汚れを落とします。
程良い洗浄力でゴシゴシこすらないから、まつげエクステとお肌に負担をかけません。
もちろんクレンジングオイルのように洗った後のベタツキもなく、アイメイクをしっかり落とします。
松風アイラッシュシャンプー【エクステ/ラッシュリフト用洗顔リッチフォーム】
エクステに負荷の掛かりにくいもちもちクリーミーな泡で敏感な目元周辺を優しく洗浄、まつげエクステ専用の洗顔料です。
<特徴>
- もちもちクリーミーで高弾力の泡が、まつげエクステにかかる負荷を軽減します。
- 弾力のある泡がまつげの根元までしっかり届き清潔に保ちます。
- お肌にやさしい美容成分を配合し、うるおいを守ってスッキリと洗浄します。
※クレンジングの後に合わせてお使いいただく事で、まつげの根元に残りがちなメイクや皮脂汚れを細かい泡でしっかりと落とすことが出来るのでオススメです!
<アイラッシュシャンプーメニューとしての施術方法例>※前処理の前に行います。
- 精製水を含ませて硬く絞ったコットンを目の下に敷きます。
- アイラッシュシャンプーをコットンや使い捨てグルーシートにピンポン玉より小さめ程度の量を出し、綿棒で泡をとりまつげの根元付近にのせます。
この時まつげの根元・まぶたのキワ部分にのせても問題は無いですが、量が多いと目に入ることがありますのでお気を付けください。 - 30秒程時間を置き、汚れを浮き上がらせてから、精製水を含ませたマイクロファイバーブラシで泡と汚れを取り除きます。根元は折りたたんだコットンに精製水を含ませ、まぶたの上側からとまぶたの内側方向からもしっかりとふき取ります。ふき取りは必要に応じて繰り返し、シャンプー剤を確実に除去します。
- 通常通りの前処理を行い、施術を開始します。
<注意点>
- 泡の量に注意し目に入らないように気を付けてください。目はしっかりと閉じていただくようご案内ください。
- まつげやまぶたに泡が残らないよう、精製水を含ませたコットンや綿棒で必要に応じて複数回ふき取ってください。
- アイラッシュシャンプー後は、前処理とブロア乾燥で水分を飛ばし、施術を開始してください。
松風アイラッシュシャンプー【エクステ/ラッシュリフト用洗顔リッチフォーム】
マイクロファイバーブラシ
前処理やリムーブワークの質と効率を高める「マイクロファイバーブラシ・クリア(チップタイプ)」は、肉眼では確認しにくい、ファンデーションやマスカラ汚れ、まつげ周辺に残ったクレンジング等をしっかりと落とすための専用ツールです。
ファンデーションやマスカラ汚れをしっかり落として持続力UP!
今まで以上に効率的な脂質除去を行うことができます。
まつげエクステ用エアーブロア(シリコンタイプ)
前処理後の水分をしっかりと乾かす際に活躍。
ピンポイントで乾燥させるので使いやすいシリコンタイプのエアブロアです。
※水分が残っている状態でエクステを装着すると「白化現象」の原因となるため、しっかりと乾燥させることが重要です。
まとめ
まつげエクステの前処理は、美しい仕上がりとエクステの持ちを良くするために非常に重要なステップです。
クレンジング、前処理剤を使用し、施術前のまつげをしっかりと整えることで、エクステの効果を最大限に引き出すことができます。
今回は、夏場の「前処理」に焦点を当て解説しましたが、夏場の「施術環境」に関する注意点についても補足します。
暑い中ご来店いただいたお客様が快適に過ごせるよう、そしてグルーの最適施術環境を整えるために、サロンでは室内の温度・湿度管理を徹底されていることと思います。
しかし、意外な盲点となるのが「空調の風向き」です。
空調の風が、装着時のグルーにあたることで、グルー表面が乾いてしまい、装着後にポロポロと取れてしまったといったケースがあります。
是非この「施術環境」に関する点についてもご留意いただき、お客様の快適さとエクステの持続性を両立させる工夫を取り入れてください。
例えば、施術ベッドの配置を風が直接当たらない場所に移動させたり、風向きを調整したりすることで、グルーの乾燥を防ぐことができます。
まつげのコンディションが不安定になりがちな「夏」だからこそ、まつげエクステの前処理と施術環境の両方に注意を払い、お客様に満足いただける施術を心掛けましょう!