お知らせ
2015年7月19日
三本松です。
関東甲信地方で梅雨明けとの発表もあり、もうすぐ全国的にマツエクシーズン到来です。
松風の過去のデータやインストラクターの方々のお話を伺う限りでは、毎年7月中旬から9月中旬にかけて新規利用者が増加する傾向にあるようです。
恐らく今年も、今までで最もたくさんの方がまつげエクステの施術を受けられるのではないかと思います。
松風公認資格者の技術者の方はとくに「繁忙期も初心を忘れず、ベテランでも基本に忠実に」でお願いします。
私は、7月8月は業界健全化活動とインストラクター試験中心の日々が続きます。
試験では同じような話ばかりを繰り返ししていますが、一期一会の精神で臨むようにしています。
忙しい時は心のゆとりがなくなったり頭がいっぱいになって判断をあやまったりしがちです。
知っているのに間違えたといったケアレスミスの類は悲惨な結果を招くことがあります。
注意しながら目の前のことに取り組んでいきましょう。
お知らせ
◆国民生活センターのホームページが更新されました。
皆様にお知らせしておりました通り、松風から同センターへの回答も一部掲載されております。
同センターのホームページは日々更新されていますので、まつげエクステ関連の情報についてはトップページからすでに外れていますが以下からご覧ください。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20150604_1.html
◆皆様にご協力いただいて完成した サロンとお客様とメーカーで一緒に作るスタイルブック「マツエク。VOL2」が発売開始となりました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。※次号からは公認インストラクターの在籍するサロン限定となる予定です。
https://www.eyecosme.jp/products/detail.php?product_id=2473
◆一般社団法人日本まつげエクステメーカー連合会 まつれん関係のお知らせ
まつれんのホームページやフェイスブックをご覧いただいている方なら既にご存知かと思います。
9月に、業界団体としては初めて行政機関に後援いただき、業界団体・流通業者・学校関係者・非加盟のメーカーの方々と集まって業界自主規制普及啓蒙のための会議を開催する予定です。
「道具の選択ミス、間違った使用方法、基本に忠実でないまつげエクステの施術、ノーカウンセリングによるサービス提供」これらが後を絶たないトラブルの大きな理由の1つだと考えられます。
ブロア不足、グルーのつけすぎ、毛のつけすぎ、近づけすぎ、複数の毛が複数本の毛に付着して代謝の邪魔をしている・・・。
こういうのがまだまだ減りません。
教科書やマニュアルの類が出来ても読まれない方も多いような気もします。
インストラクター試験をやっていて思うのはまだ施術をやっていない人の方が知識があるということもしばしば見受けられるような現状です。それでトラブルが減るのか?消費者が安心して施術を受けることができるのか?この仕事がやりがいある仕事にできるのか?というと疑問に思います。
施術後に、根元に綺麗なアーチが出来て、コームブラシで梳かすことができるくらいの施術が出来ない人が意外にも多い中で、あれこれ色々な施術方法が存在していることにも問題があると思います。
色々な施術方法で何が正しいのかよくわからないまま未来の技術者が増えていくというのは問題です。
基本に忠実であるべきといっても何が基本なのかわからない…。
誰もが守るルールが必要です。
交通事故の場合、交通ルールを守っていれば交通事故は起きにくいのは間違いありません。
事故が起きた場合、そのほとんどは誰かがルールを守らなかった(守れなかったというのも)ことに起因します。
例えば「死亡事故を起こす人の7割は過去に交通違反をしている人」という報告があります。
日頃からルールを守らない人は、ルールを守っている人に多大な迷惑をかけてしまう可能性が高いのだと思います。
まつげエクステの業界にも「道具・施術方法に適切なルール」が必要です。
しかし、そのルールが守られなければ意味がありません。
業界団体単独では力不足は明白でルールを作ってもなかなか広まらない現状です。
結局のところ自主基準はどこまで行っても自主基準であり法律ではありませんが、モラルある人が多い我が国ではちゃんとやれば守る人が大半になるはずです。
旧薬事法などはわかりやすい例ですが、
常に見えないところで法律を守らずに「不適切・根拠のない効果効能」を訴求して物品の販売をしている業者がいます。
他のルールを守って販売している業者からは「卑怯」と思われるでしょう。でも、見る人が見れば何が本当かすぐにわかります。
ルールを守らない人の所にはルールを守らない人が集まりやすいという気もします。
今、業界団体の力不足により行政機関の協力を得なければならないところまで来ました。
この会議が有意義なものになることを願いつつ、まつれん加盟メーカーとして最大限の努力をします。会場は100人以上入れるのですが、参加者が多いためどなた様にも参加いただくというのは困難です。会議の内容については後日皆様にご報告申し上げたいと思います。
業界活動関係について語り始めると、必要以上に感情論になってしまうのでこのあたりで・・・。
乱文お許しください。