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3つのお知らせ

2014年4月26日

三本松です。

 

先日、テレビ局の取材を受けました。

 

昨年までの取材経験から「マスコミの方々はネガティブなことにしか興味が無い」のだと思っていました。

 

ところが、

「まつげエクステ業界が急速に健全化に向かっているそうですね!」

えっ?!

「教科書が出来たということはやっぱりすごいことなんですよね?」

はぁっ?

「ここまでの授業を美容師さん達は勉強されているのですね~。凄い!見直したというか、ここまでのことをされているとは知りませんでした。健全化は間違いなく進んでいますね!」

はい??

 

こういうポジティブな雰囲気の質問をされるとは思わず・・・固定観念払拭のため深呼吸。

 

しかし、そもそも対話の苦手な私が適当な答えを出せるはずもありません。

 

私が参加させていただくセミナーなどでお会いした方、ありがたくも悲しいセミナーの依頼をしてくれた方は既にご存知かと思いますが、私は人前で話すのも超苦手です。

※こういう文章作るのも苦手です。

 

 

大勢の人を前にしたり、こういった形で文章にした時、どうしても気持ちが上手に伝えられません。

 

政治家の方々の討論などを見ていると「この人たちは特殊能力の持ち主で、生まれつき雄弁」と思っているので国会中継を見ていても、後ろの方で寝ている政治家の方と共に私も寝てしまうのでさっぱり勉強になりません。

 

官僚の方達のわかりやすい言葉や文章なども「あれはいわゆる天才やら秀才やらであって別格だ」・・・。

 

こんな風に思っていると、いつまでたっても苦手は克服できず口も文章も災いの元になりかねません。 目の前に壁があるから人生は楽しいと誰かが言ってましたが、楽しむためには工夫しなければなりません。

 

昨日は、東京でTATさん主催のセミナーでした。

ご参加いただきました皆様、私の苦手克服に90分もご協力いただきありがとうございました。

 

セミナー終了まで東京に滞在することが出来ず、名刺交換すらできずに途中退席してしまった非礼で無礼な私をお許しください。

 

 

さて、そんな文章も苦手で無礼な私から真面目な3つのお知らせです。

 

① 4月1日、遂に教育センターさんから教科書が発売されました!

 

名付けて「基本施術公式ルールブック(私が勝手に命名しているだけ)」と言っても過言ではありません。

 

これにより施術の基本ルールは1つになりました。まさに、信じられるまつげエクステ教育の始まりです。

 

まつげエクステ業界の抱える大きな悩みは「深刻な技術者不足」です。

恐らく、製作された教育センターの方々でさえご存知でないと思いますが、この教科書の登場は、人材不足解消にも貢献してくれる可能性大です。

 

人不足はまだ数年続くかもしれませんが、美容学校でこの教科書を習って卒業して来る方達が「先輩よりも基本知識を知っている」なんてことにはならないように、是非ご一読ください。

 

しつこいようですが、まつげエクステの施術を行うサロンであれば1店舗に1冊は保管いただくことをお勧めします。

 

http://www.ribikyoiku.or.jp/

※トップページ左端下部の「教科書一般販売用」部分に「教材注文書フォーマット」があります。

美容師さんに限らず、お店のオーナーさんや業界団体の方など、どなたもお求めいただくことが可能です。

 

 

 

② 一般社団法人 日本まつげエクステメーカー連合会(MATSUREN)の議事録より決定事項

松風も加盟しております「MATSUREN」の前回会議で決定したことをお知らせします。

 

※まつれんホームページより抜粋

 

■まつれんではグル-主成分にメチルシアノアクリレ-トは使用しない。
また、メチルシアノアクリレ-ト主成分のグル-を販売しない
(自社製品・他社製品の一切の販売を行うことを禁止が決定致しました)
最終期限:2014831

■ヒトパッチテスト(ヒト皮膚一次刺激検査試験)の検査義務が決定致しました。
○加盟会社が製造する全グル-にヒトパッチテスト検査義務が決定致しました
最終検査期限:2014831日迄に検査申込みを行う
MATSUREN基準値10以上<刺激指数>の商品は販売する事は禁止とする)

■ホルムアルデヒド検査の加盟会社義務
○加盟会社が製造する全グル-にホルムデヒド検査義務が決定致しました。
まつ毛エクステ用グル- ホルムアルデヒド試験(MATSUREN自主基準)
基準値:75μg未満
最終検査期限:2014630日迄に検査を完了する

 

※ここまでまつれんホームページより抜粋

 

もともと何ら規則の無い業界でしたが、今後はこのような形で自主基準が設けられていきます。

それにより、健全化、業界の長期的な発展が達成できるのだと確信しております。

 

メーカーは安心や安全を語る上でその根拠を持たなければなりません。

例えばまつげエクステ用グルーは、少なくとも数種の試験を行わなければなりません。

 

これほどの費用がかかり自分たちに厳しいルールが複数決まっていくにもかかわらず(自分たちで決めているわけですが・・・)まだ1社も退会しないというのは凄いことだと思います。

参加メーカー全社が本気で健全化を考えている証拠の表れでしょう。

 

まだ色々ルールが出来てくるのは間違いありません。

益々費用もかかります。販売する製品の数が多いほど負担になるでしょう。

しかし、これについては自分達が発売する製品ですから仕方ありません。

当然のことですが、試験でダメだったら販売できないということもあります。

 

そんな「まつれん」ですが、現在まだ加盟されていないメーカーさんは是非ご参加ください。

※入会検討中の方は、実際に会議に参加して雰囲気などを確認いただくことも可能です。

http://mtr.or.jp/

 

 

③ タカラベルモントさんから まつげエクステ専用チェア「リーチェ」が発売され話題になっています。先日、奈良のハピネスさん、大阪のスリースターズスクールさん、そして私も少しだけ出演させていただいたテレビ大阪のニュース番組でも業界の健全化が進んでいるという情報と共に、リーチェも大々的に紹介されていました。

 

まつげエクステ技術者の施術姿勢は、一般的な美容師さんの仕事では他に類を見ない特有の姿勢です。

 

松風のデモンストレーションスペースでもタカラさんのベッドやワゴンを2セット使用させていただいております。もうすぐ5年ほどになりますが、綺麗なままでどこも傷んでいません。

 

人並み程度にECOな私ですが、それと入れ替えたいと思わせられるクオリティです。

 

あちこちのブログで見たり聞いたりしますが、開発にはたくさんの技術者のノウハウが反映されています。

 

技術者不足の中、労働環境の向上のために導入をとお考えの方もおられると聞きます。技術者も顧客も疲れにくい、これはCSとESの両方の満足度向上につながります。

 

チェアというよりスリムな専用ソファ?という表現も似合うと思います。

 

メディアでも話題の「リーチェ」は、タカラベルモントさんより4月新発売です。

http://www.tb-net.jp/press/140410_03.html

 

間もなくGW突入です。 道路の渋滞は必至です。

イライラ交通事故などにはくれぐれもご注意ください。

渋滞でもイライラしないためには事前の準備を怠らないように!

 

例年のことですが、GW期間中は「時間帯お届け」がスムーズに行かないことが予想されます。

これについても何卒ご留意くださいますようお願い申し上げます。

 

 

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