出張先ではサロン広告を見るのも仕事 三本松です。
2013年11月5日
三本松です。
先日、出張先でフリーペーパーやクーポンマガジンを収集して目を通しました。
職業柄当然のことかもしれませんが、全国どこに行ってもお店の広告が掲載されていそうなフリーペーパーの類には目を通します。
最近は5年前と比べると、より細かい説明が出てくるようになってきました。
それに消費者心理的な部分を意識して安心安全という言葉もたくさん見るようになってきました。
最高級シルク、ミンク、セーブル、低刺激グルー、つけ放題、◎日保証、このあたりはどのページを見ても書かれています。
1ページに8店舗の広告が掲載されているとすると、そのうちの7店舗は
「最高級ミンクを使用」
と書いていて、
1店舗だけ「高級・・・」と書いているというのも見つけました。
消費者によっては最高級のワンランク下なのかな?と思うかもしれません。
思わないですかね??
大手企業が競争相手と演じているマーケティングテクニックとして「同じターゲットに、同じようなものを、似たような価格で提案し、市場を独り占めさせない」というのを目にします。どの市場にもありますが、飲料メーカーの緑茶とかわかりやすいかもしれません。
先日お会いしたサロンのオーナーさんから
「広告は何をやっても真似されるんですよね~。お店の中身は絶対違うのにな~。広告も特許とかとれないものでしょうか?」
という話を聞きました。
たしかに、特許でもあればと思うかもしれませんが、真似してもらえるというのは賛同してくれている証拠だと思います。
このオーナーさん、こんなこと言いながらも差別化広告に自ら挑戦し続けている人です。
必然と思いますが、再来率の高さも目を見張るものがあります。
繰り返し来ていただきたいお客様には、出来る限り時間をかけるようにしているそうです。
消費者のサロン選びというのは、諸条件が同じなら最終的には利便性で決める可能性が高いと思います。
立地だけは、どのお店にとっても差別化するメリットがあるのではないでしょうか?
しかし、今はまだサービスの違いや表現の変え方で消費者心理を変えるために差別化することができると思います。
「お客様に伝わる広告」というのは一朝一夕では完成しません。
お互い立場は少し違いますが、そのあたりの課題は常々同じ、似たような境遇にはあります。
人との違い、個性をいかしたいものです。飽きずに挑戦しましょう。
今年もすっかり寒くなり始め、残すところ・・・という季節になりました。
どうぞ火事と風邪には用心ください。
【お願いとお知らせ】
12月10日(火)エデュケーター試験は、100名様を超えるお申込みをいただきました。
当初50名の予定でしたが、会場を拡大し85名様まで参加いただけるように調整させていただきました。
それ以上の拡大は出来ず、現在キャンセル待ちの方が23名おられます。
参加ご招待メールがお手元に届いている方で参加出来なくなったという場合は、ご面倒でもメールでご一報願います。
前回のブログでご案内させていただいた「英語と中国語の翻訳版DVD」は先月下旬から発売させていただきました。
外国の方に対してジャパニーズスタイルを指導される方にお役立てていただけたら幸いです。
https://www.eyecosme.jp/products/detail.php?product_id=2091
英語版テキストは現在制作中ですが、当初の予定よりも制作に時間がかかりそうです。
現在、年内公開を目標に計画を変更させていただきます。
最後に、複数件ご相談いただいた「目のカビ、ダニ」の話題の件、発信元はTBSさんのバラエティ番組です。
「駆け込みドクター 10月20日」と検索いただくとユーチューブなどでご覧いただけると思います。
10月20日に放送されたバラエティ番組の件は下記の公式サイトには過去情報に掲載されていませんでした。
マスカラやアイラインやコンタクトレンズなどのスポンサーさんからクレームでもあったかどうかは知りませんが、内
容的にはおもしろくて参考にもなるような構成で作られています。一度ご覧になられてはいかがでしょうか?
http://www.tbs.co.jp/kakekomidr/archives/
ありがとうございます。