予約いっぱいでサロンの回転効率を上げないといけないからカウンセリングを省く？

2011年2月5日

 

「カウンセリングを重要視して、それに十分な時間を費やすことで、お客様の満足度を更に向上させることができる」とおっしゃるサロン様がおられます。そして実際にとても繁盛されています。※もちろん、技術も価格も清潔さもサービスも、同じように重要な項目に当てはまりますので、カウンセリングだけやっていれば問題無いという意味では無いことを付け加えておきます。

 

おそらく、現在まつげエクステサロンを運営されていて、多くのリピーターが通われる繁盛店の方々からしてみれば、「それは当たり前のこと」と思われるかもしれません。しかしながら、繁盛すればその日の予約はいっぱいになります。そして、そんな時にふと一人のお客様にかける時間を削減して、より多くのお客様に喜んで頂きたいという想いから生まれる使命感や、その時間的制約による焦りやはがゆさ感じることはありませんか？

 

例えば、毎月の売上目標を設定されているサロンスタッフの方など、お店のことやオーナーさんのことを真剣考えてくれる人ならそのような気持ちになりやすいのではないかと思います。ただそれは、決して間違っていないはずです。むしろそんなことすら何も考えていない場合や、そもそも気が付かない場合に比べると、比較にならないほど素晴らしい人材で、お客様からの信頼も得ている方ではないでしょうか。ただ、回転効率を求めすぎてもっと多くのお客様に喜んで頂くことを意識しすぎると、繰り返すようですが、それを実現させる方法のひとつとして一人のお客様にかける時間を削減する必要があります。そして、解決できる項目の中で一番簡単なのがカウンセリングです。施術時間の短縮はある一定の技術レベルを超えるとそれ以上を望むことは簡単にはできませんし、使用するまつげエクステ商材にも施術効率においてはサポートの限界があります。。。そしてやはりカウンセリングに焦点が向けられます。

 

ということは、冒頭のサロン様の「カウンセリングを重要視して、それに十分な時間を費やすことで、お客様の満足度を更に向上させることができる」とおっしゃること、更にそのサロンはとても繁盛している。これは実際のサロン運営において矛盾しているということなのでしょうか。

 

★このテーマについて、「皆様はどのようにお考えになり、そしてどう対応されますか？そもそもカウンセリングの時間を省くことは正しいことなのでしょうか？さらにその理由は？」

 

>>今後、日々の仕事上で起こるであろう身近な事例について、上記「★印」のような形式でその判断の正当性を探って行きたいと思います。