手洗いの励行の大切さ 「感染症の標準予防策は手洗いに始まり手洗いに終わる」
2020年5月7日
マツエクのニーズは年々高まっており、マツエクの技術や商材は常にグレードアップ(品質向上)しています。
美容学校を卒業し、美容師免許を取得してからも、アイリストは常に最新の技術やデザインを学び続ける努力が求められる職業です。
松風公式ブログでは、技術・知識・サービス精神の3つを兼ね備えたアイリストになるべく、明日からすぐ実行できるタメになる情報や定期的に見直しておきたい基礎知識を毎回テーマを変えて様々な角度から紹介し、全国のアイリストの皆様の知識・技術拡充のお手伝いさせていただきます!
目次
手洗いの励行の大切さ「感染症の標準予防策は手洗いに始まって手洗いに終わる」
まつげエクステの基礎知識を身につけて、施術トラブルを回避!今日暗記したいノウハウは…?
問題
消毒方法に関する次の文章の[ ]内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「わが国では、微生物を殺すことを一般的に[ A ]というが、微生物の中でも、病原微生物を殺すか除去して感染力をなくすことを[ B ]という。
また、[ C ]とは、あらゆる微生物を殺すか、除去して微生物の存在をなくすことをいう。」
1 .
[A]滅菌 [B]消毒 [C]殺菌
2 .
[A]殺菌 [B]防腐 [C]滅菌
3 .
[A]消毒 [B]防腐 [C]殺菌
4 .
[A]殺菌 [B]消毒 [C]滅菌
↓↓↓正解はこちらをスクロール↓↓↓
正解:4
「わが国では、微生物を殺すことを一般的に[ 殺菌 ]というが、微生物の中でも、病原微生物を殺すか除去して感染力をなくすことを[ 消毒 ]という。
また、[ 滅菌 ]とは、あらゆる微生物を殺すか、除去して微生物の存在をなくすことをいう。」
解説
○消毒
付着している細菌の活動を弱めたり、害のない程度まで減らすこと。よって、すべての微生物を殺すことではない。
○殺菌
付着している菌を殺す行為であり、殺す対象や程度は含まれない。
○滅菌
菌が付着している物を限りなく無菌に近づけるための工程。
○防腐
菌など微生物の増殖を抑えるなどして腐敗をふせぐこと。
手洗いミスが起こりやすい部位
・指先・爪の間
・指の間
・親指の周り
・手首
・手のしわ
手洗いは感染症予防策として、最も基本的な手技の一つです。ヒトの手には常在菌や通過菌と呼ばれる目には見えない微生物が存在しています。
お客様に直接触れる施術者の手指を清潔に保つことはまつげエクステンション施術において特に重要です。手洗い・消毒は顧客ごとに、また手指が汚れた際には確実に行う習慣をつけましょう。
手指の代表的な消毒薬
・消毒用エタノール
・逆性石鹸(第四級アンモニウム塩)
・グルコン酸クロルヘキシジン(クロルヘキシジングルコン酸塩)
・両性界面活性剤
今回のポイント・トラブルを起こさないために!!
感染症に対する意識を高める
不特定多数の人が出入りするサロンは、感染源となり得るものに触れる機会が多いため、適切なサロン内感染予防対策が求められます。
特に、顧客の目元に触れたり、顧客との距離が近くなるまつげエクステ施術に際しては、予め感染症に対する知識を深めておくことは基より、感染症に対する予防・自己管理が必要です。
感染者と非感染者の接触を防ぐためのルールを作り、スタッフが実行することで感染拡大をふせぐことができます。
厚生労働省のホームページでは、随時、感染症情報を発表しています。定期的にチェックし、日頃からスタッフ間で感染予防について話し合い、積極的に情報を共有していきましょう。
出典:日本環境感染学会「病院感染防止マニュアル」
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