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特集:施術者が注意すべきテープワーク(テーピング)

2020年3月24日

マーケティング担当 兼 ラグビー担当 の宮本です。

 

いつも松風製品をご愛用いただき、ありがとうございます。

 

まつげエクステを装着する際に行うテープワーク(テーピング)。皮膚が弱いという申告がある場合のテープワーク(テーピング)方法について、刺激に対して敏感な顧客に施術する場合、「柔らかく、粘着力の弱い医療用テープ」を使用しても、粘着剤の反応、剥がす際の刺激(機械的刺激)、粘着成分の刺激(化学物質による刺激)によって、皮膚かぶれ(医学的には接触性皮膚炎)が起きる可能性があります。

 

推奨する方法

 

・テープを使う場合「接着性を弱めるクリームでの対応を推奨したい」
・テープを使わない場合「施術時の材料コストは上がりますが、専用のジェルシートでの対応を推奨したい」

 

講師によって選択肢がわかれるのではないかと思いますが、この特集の目的は、テープを使う場合、テープの粘着力を弱めたり、粘着面が皮膚に触れる面積を減らすことで皮膚かぶれのリスクを回避するための知識を得ることです。(前提:テープの粘着剤はテープ側との相性が良いので、何かに貼り付けたからと言って簡単に粘着成分が取れるものではない)

 

AorBどちらが理想的な方法か?

 

テープの粘着力を弱めたり、粘着面が皮膚に触れる面積を減らす方法として、実際の施術者が行っている手段は2つ存在しています。(テープの代替としての目元保護ジェルシートの使用を除く)

 

A「ワセリンなどの化粧品を使用する方法(目元に塗る際は、指ではなく清潔な綿棒等を使用する)」 ※推奨

 

B「施術者の手の甲などに貼り粘着性を低下させる(脂質や角質の付着、毛穴の汚れが付着する恐れがある)」 ※推奨しない

 

手の甲に貼ったり、人の角質でテープの粘着力を弱めることは推奨しない。

 

施術者が皮膚疾患等を持っている場合もあり、施術者の皮膚細胞がお客様の皮膚に直接触れることは避けるべき

 

まとめ

 

施術前の手洗い・手指消毒は必ず行うことを前提としても、消毒の有無に関わらず、手の甲や腕にテープを貼り、角質でテープの粘着力を取る行為は、眼病・皮膚病罹患の危険性があります。衛生面から考えても、ワセリンなどの化粧品を使用することをおすすめします。(ワゴンなどに貼り付けて下準備をする等も避けましょう。)

 

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