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まつげエクステの種類・メリットは?サロンの選び方・施術前後の注意も解説

2019年9月30日

この記事は「マツエク商材メーカーから一般消費者の方へお届けするマツエク情報」シリーズとして掲載しています。
あえてわかりやすいことば・表現を用いている箇所も多くございますこと、ご了承をお願いいたします。

目元をより魅力的に見せる方法の一つに、まつげエクステがあります。

この記事では、昨今人気のまつげエクステに興味がある方向けに、まつげエクステとはどんなものか?つけまつげやまつげパーマとの違い、まつげエクステの種類、メリット・デメリットなどを詳しく解説します。まつげエクステサロンの選び方や施術前後の注意点も併記しているので、ぜひ参考にしてください。

まつげエクステとは?

まつげエクステはまつげエクステンションの略です。まつエクとも呼ばれます。

まつげエクステは、地まつげの根元から1mm前後離した場所に人工毛をつけていく施術方法です。人工毛は自分の目の特徴や好みに応じて、長さ、太さ、素材やカールの種類などを細かく選べます。

つけまつげとの違い

目元を印象づけるためにはつけまつげも効果的です。つけまつげは比較的安価で、自分でも手軽につけられるのがメリットです。その反面、直接接着剤でまぶたにつけるため皮膚にトラブルを引き起こしたり、外すときにまつげが抜けたり肌を傷めたりすることがあります。水に弱く汗や涙で外れやすいのも難点です。

また、つけまつげの根元が見た目にわかりやすく不自然になりがちです。

まつげエクステの素材・種類

まつげエクステにはどのような素材と種類があるのか紹介していきます。

素材

まつげエクステの素材の人工毛は、ほとんどがPBT(ポリブチレンテレフタレート)という歯ブラシなどにも使われる素材です。サロンではシルク・ミンク・セーブルなど様々な名称で紹介されていますが、ほとんどのものがPBTです。

シルク・ミンク・セーブルなど色々な名称がありますが、実はすべて(ほとんど)同じ素材!広告を見ていて気づいている方もいるかもしれませんが、広告ではシルクが最高級と訴求しているサロンもあれば、ミンクやセーブルが最高級と訴求していたりと統一感がありません。

実は、マツエクの毛にはISO基準や業界統一基準などがないため「価格・光沢・強度・質感・軽さ・柔らかさ・長さ・太さ」、これらすべてにおいてサロンやメーカーによってバラバラというのが実態です。最近人気があるのは「軽い、柔らかい、光沢なし、扁平形状(フラットラッシュ)」です。

持続性を高めたり、紫外線対策の効果がある毛などを提案してくれるサロンも、少しずつ増えています。使用する毛については季節やメイクに合わせて変えることができます。それぞれメリット・デメリットがあるのでサロンの人に相談して自分に合ったものを提案してもらいましょう。

カール

次にまつげエクステの代表的な3種類のカールの特徴を解説します。

Jカール

ナチュラルにカールしているエクステです。自然な仕上がりがお好みの方におすすめです。

Jカール

Cカール

ビューラーを使ったようなやや強めのカールです。華やかで明るい目元になります。

Cカール

SCカール

ビューラーでも得られない半円に近い角度のあるカールで、最大限に目元を印象づけます。

SCカール

太さ

0.05ミリ~0.2ミリまでと、まつげエクステの太さは細かく分かれています。一般的には、0.1ミリ、0.15ミリ、0.2ミリの3種類がよく使われます。

長さ

まつげエクステの長さは6ミリ~15ミリほどで、1ミリ単位で選択できます。長くなるほど目元の印象は深まりますが、自まつげへの負担も考えて適切な長さを選びましょう。メーカーによっては長さの基準が異なることもあります。

まつげエクステのメリット・デメリット

まつげエクステのメリットあるいはデメリットについて詳しく解説します。

メリット

はじめに、まつげエクステにはどのようなメリットがあるか解説します。

メイクの時間・手間が減る

アイメイクを最小限ですませられるので、メイク時間が軽減できます。マスカラやアイライナーを使用しない場合はメイク落としまで楽になります。

水や汗に強い

つけまつげや化粧品と違って水や汗ですぐに外れたり落ちたりしません。顔を洗ったりスポーツをしたりする場合でも、マスカラやアイラインのような化粧崩れを気にしなくてすみます。

ビューラーいらずで傷めない

ビューラーを使う必要がないので、まつげが抜けたり傷ついたりすることが少なくなります。

目元の印象を自在に変えられる

まつげエクステの種類や太さ、長さなどによって、目元の印象を自在に変えられる楽しさがあります。

すっぴんでも目元がはっきりする

すっぴんでも目元がはっきりしているため、人前に出ても自信が持てます。

デメリット

まつげエクステのデメリットについても知っておきましょう。3つの項目で説明します。

定期的なメンテナンスが必要

まつげエクステをきれいな状態で維持するため、理想的には3週間前後に1度の定期的なメンテナンスが必要です。

アレルギー反応が出る場合がある

まつげエクステで使用する接着剤によって、まれにアレルギー反応が出てまぶたが赤くなったり腫れたりすることがあります。

まつげエクステがおすすめな人

まつげエクステを特におすすめしたい方は以下の方たちです。

・まつげパーマやビューラー・マスカラなどの使用でまつげが傷んでいる方。
・メイク時間を短縮したい方、ナチュラルメイクをしたい方。
・まつげが短い、まつげがまばらなど、まつげ自体に悩みがある方。
・すっぴんでも目元に強い印象を持たせたい方、アイライン効果を出したい方
・スポーツをする方や汗かきの方、また、涙が出るようなシチュエーション(結婚式など)。

まつげエクステを保てる期間の目安は?

装着した毛の種類、本数、まつげの生え変わり速度によって変わりますが、だいたい3週間前後がまつげエクステを維持できる期間の目安です。その間、まつげエクステはそれぞれのまつげの生え変わり周期に合わせて少しずつ取れていきます。一般的に生え変わり続けているため1日に数本抜けます。単純計算でも3週間後には60本程度取れていることになります。

まつげエクステサロンってどういうところ?

まつげエクステのサロンはどういうところなのか見ていきましょう。

施術してくれる人は?

まつげエクステの施術を行う技術スタッフは、専門的な技術と知識が必要です。まつげエクステは美容に関わるサービスということもあって、美容師免許は必須となっています。

施術にあたっての注意点

施術を受ける際の2つの注意点を解説します。

メイクはしたままでよい?

アイメイクはなるべく落としてからサロンに行くことをおすすめします。特にマスカラなどが残らないよう、しっかりクレンジングで落としましょう。まつげに油分が付着していると接着剤の接着力を弱め、持続低下の原因になります。

コンタクトはつけたままでよい?

瞳やまぶたが傷つく原因にならないよう、ハード・ソフトともにコンタクトレンズは原則として外します。コンタクトレンズを装用したままだと目が開きやすく、接着剤の揮発成分が目に入ると刺激を感じやすくなります。ひどい場合は眼病トラブルの原因にもなります。

まつげエクステサロンを選ぶときのポイント

まつげエクステサロンを選ぶときにはポイントがいくつかあります。

まず、施術するスタッフが美容師免許を持っているかどうかはもちろん、管轄の保健所に美容所登録がされているか(許可証などが置いてあるか)確認してください。目元というデリケートな部位の施術のため、サロン店内が衛生的であることは特に重要なポイントです。見るべきは施術器具一式を置いているワゴンで、きれいかどうかは大きなヒントです。

また、施術前のカウンセリングをしっかり行っているかどうかも大切なポイントです。価格は技術者を指名する場合・サロンの立地・施術メニュー(時間)によって異なるのが一般的です。

前述したように「機能性を持ったまつげエクステの毛」を個別に使い分けてくれるサロンも急増しています。また、最近では固定のメニューや付け放題といった、昔からあるメニューとは別に「オーダーメイドデザインメニュー」を提案してくれるサロンもあります。

使用する毛の種類が多岐にわたったり特殊な装着をすることもあるため、価格は10〜20%程度割高になるのが一般的です。自分のメイクやファッションやライフスタイルにぴったりの毛やデザインの提案をしてくれるサロンはおすすめです。

眼病はもちろん、まつ毛の毛周期に悪い影響を与えないように、日本式施術技法では1本の地まつげにエクステをつけます(1本から複数本)。地まつげ複数本に対して複数本のエクステをつける技法は海外では多くみられますが、日本では滅多に行いません。特に理由がない限り、1本に1本から数本まででつけてくれるサロンを選びましょう。

まつげエクステ装着後の注意点

まつげエクステを装着した後の注意点を解説します。

施術直後の注意点

施術直後は目元が濡れないように注意します。施術直後は接着剤の内面がしっかり固まっておらず、施術後に水分に触れると接着力が低下することがあります。エクステが外れやすい状態にあるので洗顔は2時間程度は控えてください。また、目元をこすったり、さわったりすることも避けましょう。眼病予防のため寝る前の洗顔は必ずしなければなりませんが、施術後どれくらいの時間が経ってから洗顔・入浴して良いかは、使用する接着剤のメーカーや種類によって異なります。必ず説明を受けるようにしましょう。

外したいときはどうする?

まつげエクステを外したいときは、自分で外すのは避けてください。自己流で無理に外そうとすると、まつげが抜けたり、折れたりして大きなダメージを与えてしまいます。見た目にもまつげがまばらになってしまい、見栄えが悪くなります。

外したいときは必ず施術してもらったサロンに行きましょう。専用のリムーバーを使って1本ずつ丁寧に外してくれるので、まつげを傷めることはありません。

まとめ

まつげエクステに興味のある方に向け、まつげエクステについて様々な角度から解説しました。この記事を参考にして、まつげエクステで魅力ある目元を手に入れてください。

私たち松風は、まつげエクステ商材を開発・卸販売するメーカーです。マツエク商材売上8年連続1位(2019年現在)を獲得しており、特許取得製品を主とした人工毛などをプロ向けに販売しています。様々な機能・長さ・形・種類の人工毛を多数紹介しているので、サロンでの施術前にどんなマツエクがあるのかを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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