マツエクの施術内容や費用って?毎日のケアや長持ちさせるコツまで解説
2019年9月24日
この記事は「マツエク商材メーカーから一般消費者の方へお届けするマツエク情報」シリーズとして掲載しています。
あえてわかりやすいことば・表現を用いている箇所も多くございますこと、ご了承をお願いいたします。
女性にとって目元の印象は、気になる箇所のひとつです。マツエクを利用すれば、メイクをせずに、華やかでぱっちりとした目元を作ることができます。しかし具体的にどのような施術になるのか、費用がどのくらいになるのか分からない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、マツエクの施術の流れから費用相場などを解説しています。自宅でのアフターケア法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
マツエクとつけまつげはどう違う?
マツエクとつけまつげでは、付け方や仕上がりなどに違いがでます。まず、マツエクは地まつげに人工まつげを一本ずつ装着するため、自然な仕上がりになります。地まつげが伸びてきた場合も、長さや形を柔軟に調整することができます。耐久性も高く、1ヶ月間くらいは効果を実感できるでしょう。
一方、つけまつげはすでに仕上がった人工まつげをまぶたに直接装着します。そのため、付けた感じが分かりやすく、地まつげの変化には対応しづらい点があります。マツエクよりも肌や地まつげに対する負担が大きく、毎日の付け外しが必要になります。ただし、100円ショップやドラッグストアなどで安価に購入できるため、コスト面ではメリットがあります。
マツエクの施術の流れ
ここでは、マツエクの施術の流れを見ていきましょう。サロンに通うスケジュール管理などの参考にしてください。
施術を受ける前の注意点
施術を受ける前は、ソフト・ハードに関わらず、コンタクトレンズは外しておくようにしましょう。施術を受ける際は、目元周りに何もつけていない自然な状態が理想的なので、濃いアイメイクをするのもおすすめしません。
また、どんな目元にするのか、あらかじめ希望のデザインを決めておくとスムーズです。
施術前にカウンセリングを受ける
カウンセリングでは、その日の体調・目元分析・希望するデザインなどを確認します。マツエクの種類や長さを決める重要な要素なので、できるだけ詳しく内容を伝えましょう。地まつげに関する悩みや施術に関する疑問点がある場合は、遠慮せずに相談しましょう。
施術前のケアと準備
施術前に、地まつげとまつげ付近の皮脂や汚れを落とし、下まぶたに保護テープを張り付けます。保護テープを張り付けるのは、施術中に上下のまつげがくっつかないように下まつげを保護するためです。まつげを絡まないよう立たせ、施術を行いやすくするため、上まぶたにテープを張り付けることもあります。
目元に脂分や水分が残っているとマツエクの持続力が低下してしまうため、施術前にきれいに拭き取ります。また、地まつげをコームで整えながら生え方のクセも確認します。もし目元に違和感や痛みを感じたがある場合は、施術者にその旨を伝えましょう。
施術・エクステを装着する
希望するデザインに合わせて、マツエクを丁寧に装着していきます。地まつげ一本につき、一本のマツエクを装着するのが基本です。皮膚に接着剤がつかないように、マツエクの下端を地まつげの根元から1mm前後ほど離して付けていきます。施術中に動くとテープやマツエクがずれでしまうので注意しましょう。
施術後のアフターケア
マツエクは触ると折れやすく、濡れると取れやすくなります。そのため施術を受けた直後は目元を触らないようにしましょう。完全にマツエクが乾くまでは、洗顔・入浴・スポーツ・サウナなどは避けましょう。
完全に乾くまでの時間は使用する道具によって異なります。施術後どのくらいで洗顔や入浴をして良いのか、必ず説明してもらいましょう。就寝時は枕でエクステが擦れ、取れてしまうのを避けるためにうつぶせではなく、仰向けを心がけるようにしましょう。
平均したトータルの施術時間
マツエクの装着にかかる総平均時間は、100本あたり1時間程度と言われています。施術者の技術やあなたの希望するデザインや使用するマツエク(人工毛)によって前後します。初めての場合はカウンセリングに時間をかけることもあるため、長めに見積もっておくことをおすすめします。正確にスケジュールを立てたい時は、予約時に大体の施術時間を確認しておきましょう。
マツエクの種類
マツエクは太さ・長さ・カール(曲がり具合)・素材などで、さまざまな種類に分けられます。一般的に、太さは0.1mm~0.2mm、長さは6mm~15mmから選べて、太くて長いものは結婚式などの華やかな場面で使われることが多いです。多用される太さは0.1〜0.15で、長さは9〜11mmです。
カールはサロンやメーカーによって種類は異なりますが「Jカール」「Cカール」「SCカール」などに大別され、種類によってカールの強さが異なります。最も自然なJ、少しだけカールが強めのCカールが人気です。
人工毛には様々な商品名(一般的に多い名称がシルク・ミンク・セーブルなど)がついていますが、これらは毛の質感・艶感などのイメージからつけられたもので、いずれもポリエステル系樹脂を素材としています。それぞれに特徴があるので、カウンセリングの際に説明してもらいましょう。
マツエクの費用相場
マツエクの値段は、素材や本数によって決まります。以下で詳しい内容を見ていきましょう。
お値段の表記について
一般的な区分として、本数制・つけ放題定額・オーダーメイド制定額(希望のデザインやマツエクの種類に沿って必要な分装着する)などがあります。
本数制の場合、マツエクの値段に表記されている本数は、両目を合わせたものです。100本あたり〇〇円と表記されている場合は、片目で50本ずつの計算になります。この表記はどのサロンでもほとんど変わりません。
日本人のまつげの本数は片方で平均約100本超と考えられています。片目ごとの本数を把握できれば、なりたい目元のデザインもイメージしやすくなるでしょう。
毛のタイプでも値段は変わる
マツエクの1回の平均利用額は5000円~8000円が相場です。オーダーメイドデザインの場合や使用する人工毛の種類で料金が変わります。さわり心地が良いもの、付け心地が自然なもの、人工毛自体に機能性をもたせたものなど特徴的な人工毛は1000円〜2000円ほどアップすることが多いようです。
マツエクの毎日のケア方法
ここでは自宅でできる、マツエクのセルフケア法を紹介します。下記の内容を実践して、施術後のマツエクを長持ちさせましょう。
クレンジングの注意点
洗顔にはマツエクメーカーが推奨するマツエク対応クレンジングを使用すると良いでしょう。洗うときはまつ毛付近を擦って刺激を与えないように、手のひら全体で優しく洗うのがポイントです。とくに目元の部分は、指のはらを横方向に動かして洗うようにします。
入浴時の注意点
入浴時にシャワーを顔に直接当ててしまうと、エクステが早く取れたり形や方向が変わったりする原因になります。洗顔には洗面器を使い、水分の拭き取りにはティッシュやキメの細かいタオルを使います。そのときはごしごしと擦らず、まぶたの上から優しくおさえるとよいでしょう。マツエク付近の水分が気になるときは、ドライヤーで弱い冷風を当てて乾かします。
まつげ用の美容液やコームでケア
まつげ用の美容液は地まつげを強くしてくれます。マツエクをきれいにキープするためには、地まつげも健康に強くすることが大切です。また、まつげ用のコームで地まつげとマツエクをとかすのもおすすめです。専用のコームを使ってケアすれば、まつげ全体のバランスを整えることができます。
マツエクを長持ちさせるコツ
ここではマツエクを長持ちさせるポイントを紹介します。普段の生活でできるものばかりなので、ぜひお試しください。
マツエクはこすらない、さわらない
こすったりさわったりするとマツエクが取れたり、折れ曲がってしまいます。目元付近は、できるだけ触らないようにしましょう。普段の生活では、こすらず落とせるメイク落としと使う、コンタクトレンズを装着するときはまつげにさわらないなどを意識しましょう。
また、乾燥で痒みがひどいときは美容液などで保湿することも有効ですが、ひどい場合には早めに眼科を受診することが大切です。
アイメイクをするときのコツ
マスカラを使う場合は、まつげの根元を避けて塗るようにしましょう。アイラインやアイシャドウも同様に、まつげの根元から離れた位置に塗るようにします。マスカラはお湯で落とせるエクステ専用のものがおすすめです。地まつげを傷めたり、エクステが取れたりしないよう、アイメイクも気を使うようにしましょう。
うつ伏せで寝ない
うつ伏せで寝てしまうと、目元が枕やベッドに接触するため、エクステが取れやすくなったり地まつげを傷める原因になります。横になる時は、できるだけ仰向けになるように意識しましょう。
まとめ
マツエクは、地まつげを自然にボリュームアップできる美容アイテムです。1人1人の希望に合わせて、目元のデザインを自由自在に変えられます。ただし油分や水分、刺激に弱いため、施術後はしっかりとしたケアも必要になります。ケア用品は安心・安全で、品質が保証されているものを選びましょう。
私たち松風は、まつげエクステ商材を開発・卸販売するメーカーです。マツエク商材売上8年連続1位(2019年現在)を獲得しており、特許取得製品を主とした人工毛などをプロ向けに販売しています。様々な機能・長さ・形・種類の人工毛を多数紹介しているので、サロンでの施術前にどんなマツエクがあるのかを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。