弊社の活動につきまして

2011年3月29日

震災後より開始させていただきました「被災地復興支援のためのポイント還元プログラム」への多数の先生方のご参加を心より感謝し御礼申し上げます。

 

何のお知らせもなく開始した形になっておりましたが、この度メールにてお知らせさせていただくことといたしました。

直後に、弊社にお電話で「スマートフォンからはどうやったらポイント還元できますか？」というご連絡をいただきました。私たちがお得意先の方々と共にできること、小さなことと知りつつも始めてよかった、メールでお知らせしてよかったと思えるありがたいお問い合わせです。

そのようなお言葉は、弊社従業員全員の「今自分たちにできる小さなこと、普通のこと、やれることを全部やろう」ということのエネルギーにつながります。共感いただいておられる方々がこの支援プログラムにご参加いただいていることは十分に理解しておりますことを補足します。

 

現在、驚くほどの参加割合となっております。先日のブログをご覧になられた方や、注文途中にシステムを一見されただけで瞬時にご理解いただいた方等、恐らくそれらの全員がご参加いただいたと思います。

皆様からお預かりしているポイントとお気持ちは、弊社が責任をもって赤十字大阪支部様にお預けします。

何故赤十字なの？というご質問もいただきました。

実は、同じ業界の人を救済したいという気持ちや、友人のいる地域に、親を亡くした子供たちに・・・届けたい先が多すぎて悩みましたが、阪神大震災の時に赤十字の方々が活躍されていたことを思い出し「現状は赤十字さんの活動応援が急がれること」という判断に至りました。

理由が妙だと思われるかもしれませんが私どもの勝手な考えをお許しください。

 

話は変わりますが、先週、そして昨日月曜日にも「親族やご友人は大丈夫でしたか？」と、被災地にお住いの3名の方から同様の内容のメッセージをいただきました。

また、「この仕事は人を元気にすることができる仕事だと思うので、この場所は不便だけど、皆頑張ってるし、子供まで頑張ってるのに、出来ることを持っている自分が何もしないわけにはいかないと思ったんです。自分に出来ることを始めることにしました。色々な意味で上を向きながら前も見て歩いてかないと。これからもよろしくね。」という被災者の方の気丈なお言葉がありました。

 

この一言が本日の一部（通信障害を考慮）の方々へのPC限定メール送信によるお知らせをするきっかけとなりました。すでに実行いただいている方々にはブログやRSSに記載したことと同様のお知らせとなりましたことをお許しください。

 

実は、先週まで私も含め弊社スタッフ全員あまり元気がありませんでした。

電話はもちろん、メールも、何もかもやらない方がいいのではないか？と思ったのか何もする気になれなかったのかというのが理由です。

「受取配送不可・荷物は行方不明・配送不可」などの運送会社さんから届くお知らせ、形が崩れた状態で東北地方から「受取不可」で戻ってきた商品、それらの書面や梱包状況を見ているだけで何かする気持ちになれなかったのかもしれません。

 

被災地の人達の気持ちと少しでもシンクロさせようと、お昼におにぎり1個だけという食事をしたりしました。自分が役立つのなら現地に駆けつけてできることがあればやりたいという気持ちを抑えきれずに口にすることもありました。悲しいニュース、不安になるニュースが多いですが、その中には気丈にふるまう人や勇気ある人達の活躍も隠れています。被災地の方々の悲しみや苦しみを目の当たりにし、涙するのは何らおかしなことではないと私は思います。

被災地にいなくても被災地の方の様子を知るだけで悲しくなり、辛くなり、同じ気持ちになり精神的なダメージが大きすぎて「自分がやらなければならないことができない」という人もいます。その気持ちもとてもよくわかります。

無理はしなくても、一人一人にできること、小さいけど集まれば大きなこと、その環境でできること、人のために行動する。

今、為すべきことは大きなことのための小さなことであり、小さなことこそ迷わず実行していくことと明白になりました。私達は勇気をもって社会的責任ある行動をすることを約束いたします。

 

皆様と行動を共にできること、光栄に思います。