iPhoneのsiriに「Voice Over」という機能があることを知り、衝撃を受けました。
2017年9月30日
マーケティング担当 兼 ラグビー担当 の宮本です。
平素は松風公式サイトをご利用賜り誠にありがとうございます。
iPhoneのsiriに「Voice Over」という機能があることを知り、衝撃を受けました。教えてくれたのは、10月から松風で一緒に働いてくれることになった石垣愛華さんです。全盲の彼女がiPhoneを使ってLINEで絵文字を送ってくることが不思議で仕方ありませんでした。初めてみたAppleの「アクセシビリティ」のページにはこう書かれていました。
障がいのある方を含むすべての人が、仕事や制作、コミュニケーション、健康維持、エンターテインメントのために使えるテクノロジー。それこそが世界で最もパワフルなテクノロジーです。だから、私たちは一部の人のために製品を設計することはしません。たとえ、その一部が大多数だとしてもです。私たちは、一人も残さずすべての人のために製品を設計しています。
私たちも、彼女・彼らの尊厳を守るための取り組みをしていくことにいたしました。
優秀な人材は資格障害者の中にも数多くいます。「職業選択の広がりと選択の自由」が実現すれば、夢や目標のために努力し挑戦する視覚障害者が増えます。昨今は少子高齢化で人不足が叫ばれていますが、課題解決に貢献する大いなる可能性を秘めています。
これは、様々な業種の企業が助かることでもあり、企業は早急に気づくべきと言えます。そのために、まずは自分たちが彼女とともに挑戦し、これを証明し、広く社会に普及啓蒙する必要があると考えました。
担当する業務次第では我々のような健常者以上に会社に貢献できる可能性すらあります。会社への貢献は即ち社会への貢献です。
同時に、Appleが大好きな方々の気持ちに触れることができたように思えました。
それでは、このあたりで失礼いたします。