【和を想起させるのは黄金比ではない「白銀比」】東京都からの要望に対するまつれんの対応
2017年2月28日
マーケティング担当 兼 ラグビー担当 の宮本です。
気が付けばもうすぐそこに「ひな祭り」。
日中の風習が融合して生まれた「流しびな」が時を経て女の子の成長を願うひな祭りという行事となったそうです。供え物の3色菱餅や雛人形のかわいいお顔は、「和」を想起させる日本古来の比率「白銀比」から導き出されている。スタイルブック制作にもご協力いただいている松風公認エデュケーター原本洋平さんのメイクプログラムやアイラインエクステセッションで学んだ日本人が好む黄金比ではない「白銀比」は、伝統や歴史に触れること、年中行事を楽しむことでより理解を深めることができそうです。
さて、先般、アイコスメサイトRSS及びメールマガジンでお伝えいたしました通り、東京都くらしWEB HP上に2月21日付で東京都生活文化局消費生活部生活安全課による「つけ爪やまつげエクステンションに使用する接着剤に関する商品テスト」の結果報告が掲載されました。
つけ爪及びまつげエクステンション用接着剤については成分、表示等に関する法規制が無いということから、流通商品の現況を把握し、今後の課題を明確にするため、ウェブサイトで販売されているつけ爪及びまつげエクステンション用接着剤から複数メーカーの各1点をサンプリングし、その安全性に関する商品テストを実施した内容が示されており、ホルムアルデヒドの溶出・放散試験の結果を踏まえつつ、成分特性に応じた試験法の検討が必要であることが述べられるとともに、成分や使用上の注意等表示の適正化を含めた、法規制等による安全性確保に向けた対策推進への要望で結ばれております。
かねてより松風におきましては、まつげエクステンションの施術用具の安全性向上のための取り組みの一環として「MATSUREN自主基準」を順守し、現在販売中の6種類のグルーは全て「MATSUREN基準適合品」の日本製グルーであり、それを証明する製品保証書も、ご要望により商品への同梱を承っております。
この機に際して、そのような安全性への配慮が、ご利用サロン様から改めてご評価を頂戴していることは誠に喜ばしく光栄に存じますが、そこに甘んじず、行政機関の動向も鑑み、更なる安全性確保に向け、日々努力してゆく所存でございます。
「東京都からの要望に対するMATSURENの対応はこちら」
http://mtr.or.jp/
【必ず覚えておいて欲しいまつげエクステの基礎知識】
以前のブログでお伝えいたしました基礎知識より。「グルーが増粘硬化していく際に生成される極微量の揮発物質は主にホルムアルデヒドであると誤解している施術者が多いが、正しい成分は何か?」・・・主となる揮発物質は何か?というこの問いの答えは、シアノアクリレートそのものです。(シアノアクリレートモノマー or ポリマー)
施術中、目には見えませんが揮発物質は極微量必ず発生します。従いまして、瞼の縁=粘膜が露出してしまう「薄目を開けた状態での施術」は回避すべきです。上まぶたを引き上げる為に貼るテープは、施術中、リラックスされたお客様は瞼の力が緩んでしまう可能性がありますので、注意を払うべき大切なポイントとなります。お客様によっては、途中で貼り直すことがある等、事前にお声がけをしておく必要があるかもしれませんね。コンタクトレンズを装用したままの施術もまた、薄目が開いてしまう原因となりますので、施術時には外して頂くことが肝要であると言えます。
それでは、このあたりで失礼します。