ラッシュリフトとは?まつげパーマとの違いも解説!
2024年10月3日
近年、目元の美しさを際立たせる方法として人気を集めている「ラッシュリフト」。
その名前は聞いたことがあっても、「ラッシュリフトとまつげパーマの違いは何?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ラッシュリフトの施術内容や、まつげパーマとの違い、さらにはそれぞれのメリット・デメリットを詳しくご紹介します。
自分に最適なまつげケア方法を見つけたい方や、まつげのボリュームをアップさせたいと考えている方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
ラッシュリフトとは?
ラッシュリフトとは、まつげを根元からリフトアップさせ、自然なカールを作り出すまつげの美容施術のことです。
まつげにカールを強くかけるというよりも、まつげを根元から持ち上げることで白目に影がかからず、目を大きく見せることができます。
また、ビューラーを使用する手間を省けるので、メイクの時短にもつながり、ナチュラルな美しいまつげを保ちながら、手軽さも兼ね備えた施術として人気があります。
ラッシュリフトとまつげパーマの違い
まずはまつげパーマとラッシュリフト、それぞれを知るところから始めましょう。
まつげパーマは、根元から毛先までの全体にカールをかけるのに対し、ラッシュリフトはカールをかけるのではなく、根元を立ち上げます。
まつげパーマでは、「まつげに過度なカールがかかってしまう」「根元をもっと上げたいけれど、上げすぎると毛先がまぶたに刺さってしまう」といったお悩みもよくありました。
「まつげパーマとどう違うの?」という質問がよくありますが、基本的には同じです。
ラッシュリフトと、まつ毛パーマには下記共通点があります。
- リフト剤と呼ばれる材料を使い、毛にカールや立ち上がりなどの「形を変える」効果を与えること。
- 毛を巻きつける「ロッド」という道具を使用すること。
では、その中でどのような違いがあるのか。
「ラッシュリフト」と「まつげパーマ」それぞれの違いについて下記説明いたします。
ラッシュリフト
カールをかけるのではなく、まつげの根元を上向きに立ち上げます。
<仕上がり>
- 地まつ毛をビューラーで持ち上げたときのような自然な仕上がり。
<オススメな点>
- まつげにほとんどカールを付けないため、まつげが短めの方でも長さを最大限に引き出すことができる。
- まつげの生えグセが強い方でも、まつげパーマに比べて伸びてきた際のバラつきがそれほど気になりにくいのが特徴。
まつげパーマ
根元から毛先までの全体にカールをかけます。
<仕上がり>
- まつげ全体にカールがかかるため、全体的にカーブがついたような仕上がり。
<オススメな点>
- まつげに長さがあり、カールをつけて可愛らしい印象を作りたい方におすすめ。
- まつげが長い方は、根元を強調しすぎないように仕上げることで、より自然な仕上がりになる。
ラッシュリフトのメリット・デメリット
<メリット>
- まつげを根元から持ち上げることで白目に影がかからず、目を大きく見せることができます。
- 地まつ毛の根元を立ち上げたまま形状を保つことができるため、ビューラーでまつ毛をカールさせる必要がなくなります。
地まつ毛が下向きの人や、普段ビューラーで何度もカールさせる方(ビューラーをしてもすぐに下がってきてしまう方)にとっては、メイク時間の短縮につながります。
- 最近のラッシュリフト製品は、まつげに優しい成分を使用しているため、まつげへのダメージが少なく、健康的なまつげを保ちながら施術を受けられます。
<デメリット>
- まつげを上げるのみの技術のため、地まつげが短い人には不向き。
- 地まつ毛を最大限長く見せることはできても、地まつ毛以上の長さは変わらない。
- まつげの生え方やカール具合によっては、毛の方向のバラつきが出てくるのが早く、かけ直しのサイクルが早まる可能性がある。
ラッシュリフトがおすすめな人
- ビューラーをしてもまつ毛が下がりやすい人
ラッシュリフトは、まつ毛を根元から自然に持ち上げるため、普段のメイクにおいてビューラーが不要になります。
また、汗や水によってまつ毛が下がる心配がないため、ビューラーを使ってもまつ毛が下がりやすいと感じる方にとっては、非常に適した施術です。
- まつげに長さがある方
地まつ毛以上の長さや濃さは出せませんが、元々の長さがあり健康なまつ毛であれば、自然でより長くキレイなまつ毛に見せることができます。
- 自然な仕上がりを求める方
ラッシュリフトは強いカールをつけないため、自然な美しさを保ちながら目元を引き立てます。
- 毎日のメイクを時短したい方
地まつ毛が下向きの人や、普段ビューラーで何度もカールさせる方(ビューラーをしてもすぐに下がってきてしまう方)にとっては、メイク時間の短縮につながります。
ラッシュリフトの施術方法
1.サージカルテープやアイシートで下まつげをとめる
2.前処理|地まつ毛の汚れや油分を取る
施術前にまつげをしっかりとクレンジングし、油分や汚れを取り除きます。
まつげエクステ同様、まつげを綺麗な状態にしてから施術に入りましょう。
アイラッシュシャンプーは泡の力で汚れを浮かせて洗い流せるため摩擦が少なく、地まつ毛への負担を軽減できすのでおすすめです。
3.地まつ毛をロッドに巻き付ける
専用のロッドをまぶたの上に装着します。
(お客様の仕上がりのご希望や、まぶた・目の形・まつげに応じてロッドを選定してください。)
ロッドに沿って地まつ毛をしっかりと巻き付けます。
※松風のラッシュリフト剤「curuli+」では、「1剤用シート」の使用をおすすめしております。
1剤用シートを使用することでロッド巻き付けの必要がなく、施術時間が大幅に短縮。
また、1剤用シートを下まぶたに置くことで、まつげ全体が均等に軟化しやすく、仕上がりが安定します。
1剤用シートを使用した施術方法はこちらをご覧ください。
4.1剤を塗布
放置時間は個人差があるので、薬剤の平均時間を参考にお客様の毛質を見極め決定します。
5.1剤を拭き取りと2剤を塗布
薬剤の放置時間を参考にしながら、地まつ毛の状態を確認し、1剤を乾いた綿棒で拭き取ります。
拭き取り後は再度ロッドに巻きなおし、2剤を塗布します。
6.仕上げ
2剤を拭き取りロッドを外し、精製水などでまつ毛に残った2剤をしっかりとふき取ります。
松風のラッシュリフト「curuli+ 」のご紹介
curuli+ ONE(1剤) クルリプラス ラッシュリフト剤
<curuli+ ONE(1剤) の特徴>
施術者時間を左右する、ストレスフリーな軟化時間を手に入れる。
松風の新ラッシュリフトは、バランス重視の仕上がりコントロール。
- pH値:pH8.5~9
- 放置時間:(軟毛4~6分、普通毛6~8分、硬毛8~11分)
※毛質によって異なります。
※軟化不十分の場合は、約1分毎に経過観察し調整してください。
※「1剤用シート」を使用した際の目安時間です。
<1剤の使用ポイント>
- 放置時間の途中に一度軟化状態を確認することをおすすめします。
- 毛質によっては、放置時間を1~2分前後に調整してください。
- 軟化が不十分な場合は、一度1剤を拭き取り、再度塗布して放置してください。
- グルーを厚く塗ると、薬剤が浸透しにくくなり、かかりが悪くなる場合があるため、グルーは薄く塗布するようにしてください。
curuli+ ONE(1剤) クルリプラス ラッシュリフト剤
curuli+ TWO(2剤) クルリプラス ラッシュリフト剤
<2剤の仕様について>
curuli+2剤は、塗布の間違いを無くすように1剤は「白」2剤は「黒」に色分けをしています。
また、成分由来の特異臭を感じられることがあります。製造ロットによって個体差がありますが、成分由来の現象のため性能や安全性に影響はございません。
成分内の乳化物の影響により開封時に上澄み液が発生することがありますが、性能等に影響はございません。取り除くことで通常通りご使用いただけますのでご安心くださいませ。
- pH値:2剤・・・pH6
- 放置時間:1剤の放置時間+2分くらいが目安
※まつげの状態を確認しながら放置時間をプラス2〜3分以内で調整してください。
curuli+ TWO(2剤) クルリプラス ラッシュリフト剤
curuli+ クルリプラス 1剤用シート(50ペア入り)
1剤用シートを下瞼に置く方法【オススメ】
◆この方法のメリット・ポイント
- 1剤用シートを用いることで施術時間が大幅に短縮。
- 1剤用シートを下まぶたに置くことで、まつげ全体が均等に軟化しやすく、仕上がりが安定します。
- シンプルな手順なので、初心者にもオススメ。
<1剤用シートを使用し施術する方法>
- 下まつげを保護したアンダーテープの上に、1剤用シートを貼ります。
- 1剤用シートを下敷きに、ブラシを使って1剤を上まつ毛に塗布し、ペーパーで押さえ時間をおきます。
(軟毛4~6分、普通毛6~8分、硬毛8~11分)
※グルーやバームで貼り付ける必要はありません - 軟化完了後、ペーパーと1剤をオフし、1剤用シートを外します。
- カール用ロッドを上まぶたにセットし、バームを使って巻き付けた後、2剤を塗布しペーパーで押さえます。
※2剤の放置時間は、1剤の放置時間の+2分ほどが目安です - 放置後、2剤をふき取りまぶたからロッドを外します。
- 精製水などでまつ毛に残った薬剤をしっかりとふき取ります。
【curuli+ クルリプラス 1剤用シート(50ペア入り)】商品ページはこちら
curuli+グルー クルリプラス ラッシュリフト用グルー
まつげをロッドに巻いて貼り付ける際に使用するグルーです。
【curuli+グルー クルリプラス ラッシュリフト用グルー】商品パージはこちら
curuli+ クルリプラス ラッシュリフトバーム
ラッシュリフトの巻き上げ時に操作性の良いグルーバーム。
デザインを決める2剤前の巻き上げは操作性のいいバームがおすすめ。
クリアグルーのように固まらないので、2剤塗布ギリギリまでデザインを作り込むことが可能。
保湿力の高いバームなので、施術中のまつ毛の乾燥も防げます。
また、簡単にロットアウトできるので、まつげが引っ張られるなどの心配もありません。
<使用するタイミング>
1液で軟化させた後、2剤前の地まつげの巻き上げに使用します。
本グルーバームは、緩やかなセット力のため2液前のまつ毛の固定で使用いただくことを推奨しています。
軟化後であっても、まつ毛のハリコシが強い方の場合は地まつげが跳ね返る恐れがございますのでご注意ください。
【curuli+ クルリプラス ラッシュリフトバーム】商品パージはこちら
ラッシュリフト Y字ブラシプレート 2個セット
ラッシュリフトでまつげを巻き上げる際に使用するY字ブラシプレートです。
コームで毛流れを整え、プレートでテンションをかける2way仕様。
【カラー】クリア
【サイズ】約4.5×3.2cm
【厚さ】約2mm
【ラッシュリフト Y字ブラシプレート 2個セット】商品パージはこちら
【前処理機能水】敏感肌用装着前処理ローション(パラベン・エタノール・界面活性剤不使用) 200ml
ラッシュリフト施術前に、まつげに付着した油分や脂質をきれいに拭き取るための前処理剤です。
敏感肌の方にもご使用いただける低刺激前処理剤です。
パラベン不使用・エタノール(アルコール)不使用・界面活性剤不使用タイプの機能性装着前処理ローション。
まつげを傷めずに、まつげの表面に付着した皮脂汚れだけを取ることを目的として、まつげに優しい厳選した成分だけで構成しました。
【前処理機能水】敏感肌用装着前処理ローション商品パージはこちら
松風アイラッシュシャンプー【エクステ/ラッシュリフト用洗顔リッチフォーム】
ラッシュリフト剤の拭き残しをしっかり落とすだけでなく、ラッシュリフト後のアフタープロセスにも◎
ラッシュリフト直後の被着体(まつげ)は、全体的にpH酸性に偏っている状態になります。
施術後に本品でまつげを洗浄しph中性へ導くことで、まつげの負担を軽減し状態を安定させることができ、モチの向上にもつながります。
本品使用後は、さらに松風前処理機能水を用いてのプレケアを推奨しています。
松風アイラッシュシャンプー【エクステ/ラッシュリフト用洗顔リッチフォーム】商品パージはこちら
保護テープ
目元に貼るテープの選択は非常に重要です。
お肌への刺激が少なく、まつげが抜けてしまうなどの心配もより軽減される低刺激性テープを使用しましょう。
保護シート
松風オリジナル下まつ毛固定&保護「粘着成分にヒアルロン酸+シルク(水溶性フィブロイン)を贅沢に配合」、化粧品登録された日本製。
まとめ
今回の記事では、まつげパーマとラッシュリフトの違いについて詳しくご紹介しました。
どちらもそれぞれの魅力や特徴があり、お客様の目元を美しく演出するための選択肢となります。
近年、ラッシュリフトはますます注目を集めており、人気が高まっています。
また、まつげエクステとは異なるお客様のニーズにも応えられるため、サロンメニューの充実にラッシュリフトを取り入れるのも効果的です。
ぜひ、お客様の希望やライフスタイルに合わせて、最適なメニューを提案してみてください。